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高級寝台列車に乗るために【記憶の配当】

瑞風

最近妻と高級寝台列車の動画を見ています。

特に鈴川絢子さんの動画は尺も長く非常に見応えがあります。

あまり列車には興味がない人間ですが、この瑞風という寝台列車は素晴らしいですね。

アメニティがエルメスだったり、生演奏を聞きながらコース料理を楽しめたり、まさに移動するホテルといっていいでしょう。

また、瑞風は列車後部がバルコニーのようになっていて外に出られるようになっているという特徴があります。

普通の列車では窓を開けて風を感じる程度ですが、瑞風は完全に外に出られるのです。

車窓ならぬ車バルコニー。流れる景色も風も全身で感じることができます。

この列車でしか経験できない貴重な体験のお値段、1泊2日でおとな1人270,000円~

どうでしょう、高いと感じますか?

私は「めちゃくちゃたけぇな!」と思っています。

家電買えるやん…株買えるやん…

低収入サラリーマン家庭にとって、高級寝台列車は高嶺の花です。

しかし、それでもいつかは乗りたいと思っています。

人生にはこういうあこがれが必要なのです。人生のハリといいましょうか。

高級寝台列車に使うお金は、資産形成という観点からいえば浪費になるでしょう。

それよりも節約し、投資にお金を回し、収入を拡大する。

どの本、どのYouTuberも語っている資産形成の王道です。

しかし、資産形成=人生を充実させる手段の一つでしかないことを忘れがちです。

低収入でこんなことを言うのは恥ずかしいのですが、この世の幸せのほとんどはお金で解決できます。

人がお金を貯めるのは幸せになるためです。

だからこそお金を貯める行為=幸せだと勘違いしがちですがそれは思い違いです。

目次

浪費をして記憶の配当をもらおう【DIE WITH ZERO】

資産形成において浪費は悪です。

浪費を抑え、支出を削り、なによりも投資にお金を使うべきです。

しかし、お金は使うことによって幸せを得られます。

お金を貯めれば安心をもたらしますが幸せは買えません。(安心も幸せの一部だ!という方もいると思いますが)

お金の使いみちとしても、モノではなく経験に対してお金を使うほうが幸せに近づけるそうです。

こちらの本に『記憶の配当』という言葉が使われています。

著:ビル・パーキンス, 翻訳:児島 修
¥1,515 (2024/10/29 02:39時点 | Amazon調べ)

心理学の研究でも、人はモノではなく経験に金を使う方が幸せになれることを示している。

モノは買った瞬間の喜びは大きいが、次第にその喜びは減っていく。

だが、経験から得る価値は時間の経過とともに高まっていく。

私はこれを、「記憶の配当」と呼んでいる。

投資に高配当投資という手法がありますが、経験を買う適切な浪費は記憶の高配当投資とも言えます。

人生の幸福感において、適切な浪費は適切な資産形成と同様に重要なものです。

また、適切な浪費目標は日々のモチベーションにもなります。

私にとっては高級寝台列車に妻と乗ることです。

そのためにも収入を増加させなければなりません。

みなさまの適切な浪費目標はなにでしょうか?

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